アザラシ
パークのアザラシ
シーライフパークにはハワイアン・モンク・シール(アザラシ)がいます。名前はケコア(KEKOA=戦士という意味)と言います。
ここに来る前は、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で生態や聴覚、そして自然界で生き残る為に必要な環境や条件についての研究に貢献していました。ケコアは2021年にシーライフパークに連れてこられ、一生をパークで過ごすことになりました。
ハワイアン・モンク・シールの生態・豆知識
ハワイ固有の哺乳類は2種類のみで、ひとつはコウモリの”ハワイアン・ホーリー・バット”。そしてもうひとつがハワイアン・モンク・シールです。
ハワイアン・モンク・シールは哺乳(ほにゅう)綱鰭脚(ききゃく)目アザラシ科の進化史の中では一番古い動物です。研究によると、数百万年前からはハワイ諸島に存在していたそうです。
ハワイアン・モンク・シールはモンク(お坊さん)という名の如く、平和と静けさを求めます。ハワイ北西の離島に生息する彼らは集団生活を好まず、1頭あるいは小さな群れで過ごしています。平均寿命は25歳〜30歳で、ケコアは2023年現在21になります。