パークのペンギン
シーライフパークにはフンボルトペンギンがいます。
ペンギンは、寒い地域で生息しているイメージが強いですが、ハワイのような暖かい地域で生息しているペンギンも数種類います。
フンボルトペンギンは、南アメリカの西海岸に多く生息していて、主にチリからペルーの一帯にいます。
世界には、17種類のペンギンがいますが、そのうちの13種類が絶滅を危惧されています。フンボルトペンギンもその13種のうちの1種で、人間による生息地の破壊や気候変動、魚の乱獲によるエサ不足などが原因で絶滅が危惧されています。
フンボルトペンギンの生態・豆知識
・フンボルトペンギンは強い翼を使って水中を”飛ぶ”ことができます。水面ぎりぎりのところをよく泳いでいますが、時速30キロ近くのスピードで泳ぐことができます。
・硬い羽根が重なっているおかげで体が直接水に触れることがなく、また羽がぎっしりと生えているため風速30メートルまでなら強風の中でも耐えられます。
・食料はイワシなどの魚類や甲殻類、イカなど。また水中での敵はサメ、シャチ、アザラシです。
・フンボルトペンギンの寿命は自然界では15年から20年、人間によって保護されている場合は30年まで生きるといわれています。